|  | 2005-10-10(月) 笑われたかった男 〜林家三平物語〜/KAKURENBO かくれんぼ
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新宿コマ劇場で、「笑われたかった男 〜林家三平物語〜」を観劇。
(子役が出るはずと思って、早い段階でチケットを買っていた)
-以下、敬称略-
タイムテーブルは、
一幕、50分。
休憩、35分。
二幕、1時間50分。
コロッケが林家三平を演じる舞台。二幕のはじめに、日劇のショーを見に行くという設定で、コロッケのものまねショーが入る。
見ているのが苦痛というほどではないが、どうにもつまらない。演出が野暮ったいこともある。そもそも、林家三平を面白いと思えない身には、ちっとも笑えない内容。でも、周りのお客さんからは面白かった、おもしろい、という声が聞こえていたから、コマ劇場の客層の好みと私の趣味嗜好が乖離しているということなのだろう。
子役(小川智永・柴崎一輝のダブルキャスト)の出番はほんのわずか。海老名泰孝(現、正蔵)の幼少時代の役で、二幕に1シーン、数分の出演。幼いし、とくに演じどころがある訳ではない。
収穫といえるのは、劇中、「林家正蔵」の名跡をめぐるいきさつがえがかれていたこと。落語ファンには周知のことなのだろうが、正蔵の名は、一代限りということで海老名家から流出していたとのこと。このお芝居では、正蔵ではなく「三平」だったから、三平らしさを全う出来たのだ、という結論で幕。
三平の妻に熊谷真実、三平の母に赤木春恵、三平の芸を見極めようとする喜劇役者を萩原流行が、「笑い」に一家言を持つルンペンにルー大柴。せっかくのルー大柴を、メインストーリーに絡まない役で使ったのはもったいない。
オールキャストのカーテンコールあり。
公演プログラムは、1000円。
ところで・・・
「新宿コマ劇場では、6月公演より劇場内への
飲食物の持ち込みをご遠慮いただいております」
これは知っていたが、『再入場お断り』には参った。
場内は改装で確かに小ぎれいになっているし、売店もすっきりした。でも、どうしようもなく中途半端なファーストフードやお菓子がほとんどで、サンドイッチは不味そうだし、35分の休憩時間に、外へ出られなければ、何を食えというのか。以前は、劇場を出て、近隣のそば屋とかマクドナルドとか喫茶店へ行けたのに…。
終演まで、場内に缶詰にされてまで見たくなる演目が、今後この劇場にかかるだろうか?
10月10日は、新宿コマ劇場で観劇後、紀伊國屋書店での買い物を経て、雨のなか、東銀座へ。時事通信ホールへ行って、
「KAKURENBO かくれんぼ」を観劇。
午後5時半開演。
上演時間は、(休憩なしで)約1時間50分。
狭いステージと客席通路、スクリーンを使っての進行。ステージ下手でピアノの生演奏(小坂明子)。
会場は演劇用のホールではないし、ステージが低いので、フラットな床に椅子を並べた客席からは見づらい難あり。
自分を捨てた親を恨みながら、孤児として育ち、すさんだ日々を送るの双子の若者(粕谷佳五、宮本行)が、おやじ狩りをしようと声をかけた時代錯誤なサラリーマン風の男(藤本隆宏)に導かれ、彼の部屋へ行くと、1970年にタイムスリップしてしまう。
そこでふたりは、まだ発病する前の12歳の姿をした母親(桑名里瑛)と出会い、その口から両親の秘密を知らされる。
ドタバタっぽい導入から、タイムスリップものの手法を用い、ハンセン氏病患者への差別問題へと運ぶ展開の、割りと硬派な内容。ミュージカルではなく、たまに、うたが入る音楽劇仕立て。
作・演出・作詞を手がけた藤本隆宏の才気と、(大劇場ミュージカルとはひと味ちがう)繊細な歌唱が印象的。ただ、ストーリーはまどろっこしいところがあるので、もう少しすっきりさせての再演、を見てみたい。
若手ふたりの演技は、舞台としては、中途半端。
12歳ながら24歳の双子の母親、という設定をこなした桑名里瑛。セリフはマイクにしゃべっている感じだったが、とくに舞台用の演技が要求されていたようでもなかったし、白い衣裳で、きれいな少女のイメージ性が際立っていた。
他に、米澤観児が声の出演。
プログラムは、4ページのものを無料配布。
-以上、敬称略-
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